白梅学園　授業概要（シラバス）２００７

授業科目名	介護概論
担　当　者	森山千賀子	開講時期	前後期
		授業形態	講義
		単 位 数	４
◆授業のねらい及び学習教育目標 　介護福祉の基本的な理念と専門職に求められる倫理や人権尊重の視点をふまえ、介護福祉士に必要な理論、展開過程及びその方法を学ぶ。 ◆授 業 計 画 　前期の授業では、介護福祉の概念や歴史的背景、介護福祉の目的や機能の整理を行い、グループワークやディスカッションなどを交えながら、介護福祉における援助関係のありようを探っていく。 　後期の授業では、介護福祉の活動領域や連携のあり方、人々の暮らしの実態を踏まえた展開過程の実際などを、視聴覚教材の活用や当事者との関わりなどを通して深めていく。また終末期の介護や生命倫理など、人間の尊厳や価値のありようにもふれて行きたいと思っている。 　１．介護福祉の概念と歴史 　２．介護福祉の目的・機能・専門性 　３．対象の理解―グループワーク（発表形式）① 　４．対象の理解② 　５．対象の理解③ 　６．人権尊重の視点と介護福祉① 　７．人権尊重の視点と介護福祉② 　８．人権尊重の視点と介護福祉③ 　９．介護福祉に必要な観察とは 　10．介護福祉に必要なコミュニケーション 　11．自立（律）支援の視点と介護援助の方法 　12．身体的介護と生活援助 　＊以下は、２講時続きの授業になります 　13．介護福祉の活動領域：地域・在宅・施設① 　14．介護福祉の活動領域：地域・在宅・施設② 　15．福祉機器・福祉用具と介護援助の展開 　16．関係職種との連携とチームケア 　17．介護過程の展開とケアマネジマント① 　18．介護過程の展開とケアマネジメント② 　19．介護福祉と死：終末期の介護 　20．介護者の健康管理と安全対策、高齢者虐待とその対策 　21．まとめ ◆成 績 評 価 　レポートおよび平常点で評価 ◆テ キ ス ト 　介護福祉士選書14『介護福祉概論』建帛社 ◆参　考　書 　授業で紹介する ◆担当教員から一言 　グループで話しあいながら、刺激し合って自己の介護観を磨いてください。