白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 社会福祉制度政策論
担 当 者 山路 憲夫 開講時期 前期
授業形態 講義
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 福祉の仕事に携わろうという者にとって、制度を正確に理解するのは当然のことだが、「なぜ、そうした制度ができたのか」という「なぜ」を考えることを最大の目標とする。そうすることにより、今の社会で社会福祉の大切さ、法制度の不備、問題点も見えてくる。介護保険も障害者福祉も年金や医療制度も、正に制度改革の節目の最中にある。専門職としてそうした制度政策の仕組みをまず知る必要がある。ただ、その細部にこだわるのではなく、社会福祉とはなにか、さまざまな諸制度や政策はなぜ必要なのかを考えることを通して、社会福祉の制度政策を理解すると共に、各領域の関連を明らかにしたい。

◆授 業 計 画
 I 広義の社会福祉とはなにか
   社会福祉、社会保障、社会政策の特徴と関連性 
 II 社会福祉の成立の背景
 III 社会福祉の各制度の現状と問題点
   公的年金制度、医療保険、公的介護保険、生活保護、社会福祉制度
 IV 21世紀の課題
   少子高齢化と負担と給付の現代的問題
 V まとめ題


◆成 績 評 価
 出席と試験(持ち込み可)

◆テ キ ス ト
 「はじめての社会保障」(椋野美智子・田中耕太郎著 、有斐閣アルマ)

◆参 考 書


◆担当教員から一言