白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 介護実習
担 当 者 森山千賀子・伊藤  環・加藤 桂子 開講時期 前後期
授業形態 実習
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 1.地域・施設で生活している人々の「暮らしのようす」を知ることを通して、介護職員の役割や介護
   サービスの機能や活用方法などを学び、求められる介護のあり方を考える力を身につける。
 2.学校で学んだ理論・技術を基礎として、利用者の状況に応じた介護行為が展開できるようになる。
 3.利用者を全人的に理解することを通して、(自己の)介護福祉士としての介護観を養う。


◆授 業 計 画
 介護実習は、45日間(360時間)を3段階(期)に分けて行う。各期の時期・内容は下記の通りである。

 1.施設介護実習
  1)第1段階(2週間)  5月14日(月)~6月2日(土)
   *施設の機能や職員の一般的な役割について学ぶ。
   *コミュニケーションが比較時とりやすい利用者(居住者)との人間的な関わりを深め、利用者の
    ニーズとは何かを理解する。
   *初歩的な日常生活援助を体験する。
  2)第2段階(2週間)  9月3日(月)~15日(土)
   *利用者との関わりを深め、利用者の生活歴を含めて全人的に理解する。
   *障がいの状況に応じて求められる介護技術について、適切な用い方を学ぶ。
   *他職種の役割について理解する。
  3)第3段階(4週間)  10月29日(月)~11月24日(土)
   *施設運営のプログラムに参加し、サービス全般について理解する。
   *個別の利用者を担当し、介護過程の展開について学ぶ。

 2.施設介護実習(1週間)
   *居宅介護事業等の訪問介護員との同行訪問を行い、訪問介護の特性(生活形態、家族との関係、
    自立支援、家族への援助、連携のあり方など)を理解する。時期については、可能な限り第1段
    階に実施し、生活者としての利用者の理解を深める。


◆成 績 評 価
 実習日誌(記録)、レポート、実習先からの評価表、平常点による総合評価

◆テ キ ス ト
 独自に作成した『2007年度版 介護実習要綱』を使用する。

◆参 考 書
 授業で紹介する

◆担当教員から一言
 各実習には、体調を整えて臨んでください。各期間での実習の学びや出会いを大切にして、自分自身を磨いてゆきましょう。