白梅学園 授業概要(シラバス)2007 |
授業科目名 | 現代保育の課題 | ||
担 当 者 | 髙田 文子 | 開講時期 | 後期 |
授業形態 | 講義 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 現在日本は少子化という深刻な状況をかかえている。また、保育をめぐる制度的・政策的な新たな動きが子どもや家庭をも巻き込んで大きなうねりとなっている一方で、社会の雇用システムや労働条件は保育環境に直接的な影響をもたらしている。現代社会における幼児教育・保育の問題とらえつつ、今後模索するべき方向をさぐる。 ◆授 業 計 画 前半は政府の少子化対策は何を契機として始まり、当初どのようなプランであったのか。そしてそれは保育の分野にどのような影響をもたらしたのかを各回の項目を視点として詳しく学ぶ。後半は、保育センターとしての拠点となるであろう保育機関の役割とそこで期待される専門家としての保育者像など、多角的に保育の課題を整理する。 1.少子化は何が問題なのか。 2.新エンゼルプランと子ども・子育てプラン 3.認定こども園とは 4.低年齢児保育の拡大について 5.家庭と保育機関(1) 6.家庭と保育機関(2) 7.地域との連携(1) 8.地域との連携(2) 9.夜間保育所の意義と課題 10.保育改革の向かう方向 11.公設民営化(1) 12.公設民営化(2) 13.保育者に求められる専門性(1) 14.保育者に求められる専門性(2) 15.まとめ ◆成 績 評 価 最終課題と小レポート、出席による総合評価。 ◆テ キ ス ト 随時プリント等を配布する。 ◆参 考 書 授業内に紹介する。 ◆担当教員から一言 保育の専門家を志す立場で自己の問題としてとらえながら授業に参加してほしい。 |