白梅学園 授業概要(シラバス)2007 |
授業科目名 | ゼミナールII | ||
担 当 者 | 師岡 章 | 開講時期 | 前後期 |
授業形態 | 演習 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 1.子どもの遊びを重視する保育実践の在り方を考える。 2.確かな保育実践を展開する上で必要な専門的力量について考察する。 3.問うこと、調べること、わかること、の楽しさを味わう。 ◆授 業 計 画 〔子どもの遊びを重視する保育実践の在り方を考える〕 保育において遊びの重要性が叫ばれつつも、現状では真に遊びを中心とした保育実践が展開されているとは言い難い状況がある。未来の保育者にはこうした現状を改善していく視点と力量を身につけていくことが求められている。そこで以下の内容を通して、遊びを重視した保育実践の在り方について考察したい。 1.保育実践の現状と課題の考察(1)幼稚園保育の場合 2.保育実践の現状と課題の考察(2)預かり保育の場合 3.保育実践の現状と課題の考察(3)保育所の幼児保育の場合 4.保育実践の現状と課題の考察(4)保育所の乳児保育の場合 5.現代の子どもの育ちと課題の検討(1)幼児期の発達特性とは 6.現代の子どもの育ちと課題の検討(2)気になる子どもの育ちとは 7.「幼稚園教育要領」の内容理解と考察(1)幼稚園教育の基本 8.「幼稚園教育要領」の内容理解と考察(2)教育内容と教育課程の編成 9.「保育所保育指針」の内容理解と考察(1)保育所保育の基本 10.「保育所保育指針」の内容理解と考察(2)保育内容と保育計画の編成 11.遊びの本質の理解と考察(1)遊びの定義 12.遊びの本質の理解と考察(2)遊びの教育的意義 13.幼児期の発達と遊びの特徴(1)幼児期の生活の特徴 14.幼児期の発達と遊びの特徴(2)幼児期の遊びの種類と特徴 15.遊びを通した総合的な指導の在り方の検討(1)遊びの援助例の考察 16.遊びを通した総合的な指導の在り方の検討(2)遊びにおける育ち 17.遊びと学習(1)学習論の現在 18.遊びと学習(2)幼小の連携 19.遊びの援助(1)保育者の役割 20.遊びの援助(2)援助の目標設定 21.遊びの援助(3)個と集団の育ち合い 22.遊びのための保育環境の構成(1)環境を通して行う教育の理解 23.遊びのための保育環境の構成(2)室内の環境構成の要点 24.遊びのための保育環境の構成(3)戸外の環境構成の要点 25.保育者の指導上の留意事項(1)安全管理 26.保育者の指導上の留意事項(2)共感的関係の構築 27.保育者の指導上の留意事項(3)言葉かけの在り方 28.計画と記録の在り方(1)指導計画作成の要点 29.計画と記録の在り方(2)記録法の理解と活用 30.まとめ ◆成 績 評 価 ゼミ活動への参加姿勢と研究テーマへの取り組み ◆テ キ ス ト 特になし ◆参 考 書 適宜、紹介する ◆担当教員から一言 テーマに対し、自ら考え、学ぶ姿勢を大切にしていこう。 |