白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 ゼミナールII
担 当 者 小松  歩 開講時期 前後期
授業形態 演習
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 1 乳幼児期の子どもの育ちを、具体的な実践場面の観察をとおして理解する。
 2 子どもの遊びを分析的にとらえる力を養う。
 3 調べること、考えること、わかることの楽しさを知る。


◆授 業 計 画
 年間のゼミ活動を以下の2つに分け、平行して行う。

 I 学内の子育て広場「あそぼうかい」への参加。
   子どもの育ちを理解することを通して、今後保育者として園内外における「子育ち支援」の確かな
  力量(専門性・共同性と企画力)を養う。広場を年に3回ほど実践する。1回の広場実施のために3
  回ずつの準備及び総括のゼミナールをもつ。前回の総括・新たな仮説→学習・広場の計画→実践 
                                          計9回
                                              
 II 文献検討や課題の整理、まとめ・発表方法の検討
 1.ゼミナールIから進めてきたテーマについて、それまでの資料から得られる問題を整理し報告し、
   今後の課題をまとめる。―個人レポートの発表-                 計4回
 2.ゼミナールIIとしての研究の共通テーマを決め、各自が深めたいと思うテーマ設定を行い、各班ご
   とに研究方法を検討する                            計4回
  〔過去のゼミテーマ〕
  ・子どもがイキル ―子どもの育ちを豊かにする保育環境―
  ・子どもを取り巻く環境について
  ・子どもはなぜ遊びに夢中になるのか
  ・保育における環境とは
  ・さまざまな遊びの理解 ―保育実践を豊かにするために―
 4.研究テーマに関する事項について文献研究する                  計4回
 5.文献研究で不明な事項について質問紙調査等を実施する              計2回
 6.課題とした問題の解決策を考える                        計3回
 7.成果報告のためのまとめとプレゼンテーション方法を学ぶーパワポイントの活用他  計4回
                                         合計30回


◆成 績 評 価
 研究レポートや集団討議への活動意欲と努力

◆テ キ ス ト
 とくに指定しない

◆参 考 書
 授業内で随時紹介する

◆担当教員から一言