白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 音楽I ピアノ
担 当 者 岡  益代・小西 千鶴・関  裕子・平  さわ・
民秋  彩・中瀬 千央・西澤 和枝・野村真理子・
三尾 恵子・港 理々子・山本由起子
開講時期 前後期
授業形態 演習
単 位 数 (1)
◆授業のねらい及び学習教育目標
 授業のねらいは、保育者に必要とされる音楽に関する基本的な知識と技能を習得し、音楽性豊かな表現の能力を養うことである。主な学習教育目標は、ピアノに関する基礎的な技能を習得することである。

◆授 業 計 画
 「音楽I」90分の授業のうち、45分間を「ピアノ」の学習とする。
 ピアノの技能は、初学者、経験者によって差がみられるため、個別指導を基本とし、各学生の能力に応じた指導を行っている。そのため、進度は各学生によって多少異なるけれども、以下に標準的な授業計画を示す。
<前期>
1回 オリエンテーション、ピアノという楽器の特性について
2~12回については、以下の内容について個別指導を行う。
 ・音の名前、右手ト音記号の練習、左手ヘ音記号の練習、両手の練習
 ・八分音符の練習、スタッカートの練習、三連音符の練習、十六分音符の練習
 ・左右の手の加線の練習、指をくぐらせる練習、ハ長調音階とカデンツ、臨時記号の練習
 ・ト長調音階とカデンツ、ニ長調音階とカデンツ、イ長調音階とカデンツ、イ短調音階とカデンツ
 ・ヘ長調音階とカデンツ、ニ短調音階とカデンツ、変ロ長調音階とカデンツ、ト短調音階とカデンツ
 ・変ホ長調音階とカデンツ、半音階、半音階の練習
13~14回 前期試験課題曲の指導(バイエル、スケール・カデンツ、メソード)
15回 前期試験
<後期>
1~12回については、以下の内容について個別指導を行う。
 ・いろいろな調の練習、ペダルの使い方、ペダルの練習曲
13~14回 後期試験課題曲の指導(バイエル、スケール・カデンツ、ピアノ曲)
15回 後期試験


◆成 績 評 価
 毎時間の取り組みと試験で評価   

◆テ キ ス ト
・鷲見五郎『やさしくたのしいピアノメソード改訂版』共同音楽出版社、1997年。
・『全訳バイエルピアノ教則本』全音楽譜出版社(出版社は問わない)。


◆参 考 書
・秋山治子ほか『保育・教育のための中級ピアノ教本:ピアニストが伝えたい演奏表現のコツ』共同音楽
 出版社、2006年。
 ツェルニー、ソナチネ、ソナタ、ブルグミュラー等の楽譜集。


◆担当教員から一言
 毎日、ピアノを弾く習慣を身に付けてください。そうすれば、必ず上達します。
 (文責:鈴木慎一朗)