白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 保育内容 表現 造形的表現
担 当 者 花原 幹夫 開講時期 前期
授業形態 演習
単 位 数 (2)
◆授業のねらい及び学習教育目標
 子どもが造形的な表現文化行動様式を獲得できるような援助指導内容と方法を理解します。
 そのための具体的な〈子どもの表現文化行動の理解〉〈教材の理解〉〈援助指導方法の理解〉の三つの基本を主に習得することを目標とします。


◆授 業 計 画
 子どもの表現文化行動は、身体を媒介にする歌、踊り、ダンスなどの表現文化行動と、モノを媒介にする造形的な表現文化行動の両方をミックスさせながら総合的に展開されます。
 このことを視野に入れた上で、授業では後者の造形的な表現文化行動を中心に、その援助指導方法の基本を学びます。
 第1回目の授業時には、さらに具体的な授業プログラムと、授業のすすめ方などについて、説明します。( )内は授業回数。

 1)子どもの表現文化行動の理解(1回)
 2)子どもの表現文化行動の基本となる援助方法の理解(1回)
 3)素材、材料から展開する援助指導方法の理解(3回)
 4)ひとつの造形活動から発展させる援助指導方法の理解(3回)
 5)テーマ別の造形活動とその援助指導方法の理解(2回)
 6)総合的表現活動の援助指導方法の理解(3回)
 7)造形的な表現文化行動の指導計画の立て方とその理解(1回)
 8)まとめ(1回)


◆成 績 評 価
 出席状況、授業内容を一冊のファイルにまとめたものなどを総合して評価します。

◆テ キ ス ト
 特に使用しません。

◆参 考 書
 授業内で紹介します。

◆担当教員から一言
 子どもの表現を総合的にとらえながら、主にモノを媒介にした表現(造形的表現)についての具体的な援助指導内容と方法を、演習を通しながら“楽しく”学んでいきます。