白梅学園　授業概要（シラバス）２００７

授業科目名	小児栄養I
担　当　者	坂本　めぐみ	開講時期	後期
		授業形態	演習
		単 位 数	１
◆授業のねらい及び学習教育目標 　｢小児栄養｣では、栄養学の基礎を背景に、現代における子どもの食生活と社会的背景を的確に把握し、小児栄養の基本的理論を体系的に理解することを目的としています。子どもの食と栄養の基礎、胎児期～思春期、妊娠期などライフステージ別の栄養生理と各期の特徴についても学習し、それぞれに望ましい食環境とはどのようなものであるのか、理解を深めていきます。離乳期以降については２年次「小児栄養II」で進めていく予定です。 ◆授 業 計 画 第１回　授業オリエンテーション及び小児期における栄養・食生活の意義、保育者の役割〔講義〕 第２回　小児の発育・発達と栄養　①身体発育と栄養状態の評価〔講義〕 第３回　　　　　〃　　　　　　　②食べる機能・消化吸収の発達と栄養〔講義〕 第４回　栄養に関する基礎知識　　①栄養、栄養生理、代謝に関する基礎知識〔講義〕 第５回　　　　　〃　　　　　　　②日本人の食事摂取基準、食事バランスガイドの意義とその活用 第６回　　　　　〃　　　　　　　③食品や調理に関する基礎知識〔講義〕 第７回　　　　　〃　　　　　　　④献立作成・調理の基本〔実習〕 第８回　非妊娠期・妊娠期・授乳期の栄養と食生活 　　　　　　　　　　　　　　　　①女性の成熟期（非妊娠期）、妊娠期の母子の健康〔講義〕 第９回　　　　　〃　　　　　　　②妊娠期の食教育の実際〔演習〕 第10回　　　　　〃　　　　　　　③分娩、産褥期の母体の栄養〔講義〕 第11回　　　　　〃　　　　　　　④新生児期の健康と栄養、母乳栄養の援助の方法と実際〔講義〕 第12回　　　　　〃　　　　　　　⑤成熟女性、妊娠期、産褥期の食生活の実際〔実習〕 第13回　乳幼児期の栄養と食生活　①新生児期・乳児の食機能における発達と成長〔講義〕 第14回　　　　　〃　　　　　　　②幼児期の食機能における発達と成長〔講義〕 第15回　乳幼児期に望まれる食育　①母親に対する食育〔講義〕 ◆成 績 評 価 ①授業への出席及び態度　②筆記試験　③提出物　①～③により、総合的に評価します。 ◆テ キ ス ト ①こどもの食生活と保育（ななみ書房） ②－子どもかがやく－　乳幼児の食育実践のアプローチ（財団法人　日本児童福祉協会） ◆参　考　書 　講義の中で適宜紹介します。 ◆担当教員から一言 　小児栄養を理解するには子どもの発育発達を理解し、食に興味を持つことが大切です。特に自己の食事を見直すことも大切なポイントです。調理実習はマニキュア・ピアス禁、必ず調理室用上履き・エプロン・三角巾・手拭（自分用）を忘れずにお持ちください。調理実習を何らかの理由で欠席する場合、欠席届をお持ちいただき、補講を教員と相談してください。