白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 自然環境と人間
担 当 者 橋本みのり 開講時期 後期
授業形態 講議
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 私達人間は、常に“環境”とつながりをもって生きている。では、環境とはどのようなものだろうか。
そして、そこに生きている生物とはどのようなものだろうか。人間を含む全ての生命は、長い時をかけてつくられたこの地球環境と生命・生物との関係の複雑かつ巧妙なバランスの中に存在している。
 多くの生物が存在し、互いに関係しあう中で、生命はどのように育まれてきたのか、そしてこれから人間がすべきことはなにか。生物の世界から“命”の根本を見つめてみよう。


◆授 業 計 画
1.環境と生命(2回)
  環境とは  生命とは  環境と生命のつながり

2.生物の多様性(2回)
  種とは何か  種の進化  世界の様々な生物

3.植物と動物(2回)
  その違い  植物の増え方・動物の増え方  動物と植物の関係

4.個体と種の存続 ~遺伝のしくみ~(2回)
  オスとメスの関係  親子関係  種の繁栄

5.種と種の関係,そして群集へ(2回)
  食物連鎖・食物網  ニッチ  生態系

6.生態系と人間(3回)
  地球環境問題(地球温暖化、生物多様性の破壊、環境ホルモンなど)
  その原因と取り組み

7.これから私達ができること(1回)
  自然環境と人間の共存のために・・・

8.まとめ(1回)


◆成 績 評 価
 平常点(レポート提出・出席状況)+ 筆記試験

◆テ キ ス ト
 必要に応じてプリントを配付する。

◆参 考 書
 授業内で適宜紹介する。

◆担当教員から一言
 自分を取り囲む自然環境に好奇心と探究心を持って生活しましょう。