白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 外国語II ドイツ語
担 当 者 濱野 英巳 開講時期 後期
授業形態 演習
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 「こぎつね」「ちょうちょ」「かっこう」・・・皆さんがよく知っている童謡の数々ですが、元々はみなドイツの童謡であることをご存じでしょうか。ドイツの「こぎつね」は「草の実潰してお化粧したり」はしません。それでは一体どんないたずらをするのでしょう?
 ドイツ語はドイツのみならず、スイスやオーストリア、ルクセンブルクなど、ヨーロッパの様々な国で話される言葉です。一見すると難しい印象のドイツ語ですが、実は発音のほとんどがローマ字読み。文法についても英語の基礎知識が大変役に立つ、日本人にとっては非常に馴染みやすい外国語です。心理学や幼児教育の発祥地であり、環境立国、音楽大国としても知られるドイツですが、私たちの生活の中にも様々なドイツが隠れています。アルバイト、リュックサック、バームクーヘン・・・ドイツ語に親しみつつ、ドイツ文化をより身近なものとして再発見してもらうことも、この授業の大きな目標の1つです。


◆授 業 計 画
 後期では、日常生活の中にある様々な文章を少量ずつ読み進め、日常会話に必要な文法の習得を目指します。具体的には以下の通りです。
○前期の復習(2回)
○文法:名詞の格(2回)
○文法:人称代名詞と動詞の変化II(2回)
○文法:疑問文、否定文(2回)
○絵本やレシピなどを訳す(3回)
○ドイツ語の童謡を訳して、覚える(3回)
○ドイツ語の映画、アニメなどを観る(1回)
計15回の授業を行いますが、受講者の進度や興味に応じて、順序や内容は変わることがあります。


◆成 績 評 価
 出席を重視します。進度を確かめるための小テストを行うことはありますが、評価とは関係ありません。

◆テ キ ス ト
 小谷哲夫/眞岩啓子『一歩ずつ学ぶドイツ語』(三修社)

◆参 考 書
 必要に応じてコピーを用意しますので、参考書は必要ありませんが、独和辞典は必ず用意してください。担当者からは一応以下のものを推薦しますが、薄過ぎず、見易いものであれば他のものでも構いません。
 『クラウン独和辞典』(三省堂)
 『アクセス独和辞典』(三修社)


◆担当教員から一言