白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 庶民の生活文化
担 当 者 高橋  徹 開講時期 後期
授業形態 講義
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 第二次世界大戦前後から高度経済成長期頃までの、日本人の生活・文化・社会の歴史を理解すること、それをふまえて、現在の生活・文化・社会について考えるきっかけを得ることを目的としています。

◆授 業 計 画
 この授業では、生活文化を「衣食住」に限るのではなく、もっと広く考えていきます。例えば、映画や音楽を楽しむことも、私たちの生活の一部でしょう。この、広い意味での生活文化の歴史を理解するために、以下のテーマに沿って、映画やドラマの一部分などをビデオで見て、考えたことをまとめながら、授業を進めていきます。期末には、昭和を生きた人にインタビューをして、レポートを作成します。
テーマには、次のようなものを予定しています(資料の関係で変更になることもあります)。
(1)時代と世代…生活史をつくる
(2)映像で見る「戦争へ向かう時代」
(3)映像で見る「戦争の時代」
(4)「焼け跡」と「闇市」
(5)「戦後民主主義」と女性の自立
(6)「太陽族」と新しい若者文化
(7)「東京オリンピック」と都市化
(8)「テレビ」と家電製品の普及
(9)「ビートルズ」と国際化
(10)「万国博覧会」と学生運動
(11)「ベトナム戦争」と反戦運動
(12)「寅さん」と旅行
(13)「郊外住宅」と家族の変容
(14)「美空ひばり」の人生と昭和
(15)「歌謡曲」でふりかえる昭和


◆成 績 評 価
 毎回の授業内のミニ・レポートと期末のレポートで評価します

◆テ キ ス ト
 プリントで行います

◆参 考 書
 授業内で紹介します

◆担当教員から一言
 古い映画や音楽に触れて、あなたの親や祖父母の生活した時代を感じてみましょう。