白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 小児保健I
担 当 者 小林美由紀 開講時期 前期
授業形態 講義
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 小児の保育、指導において、小児の心身の発達、健康についての実際や対応の仕方、考え方について
学びます。
 発育、発達途上の小児の健康を守るために、正常な発育発達とは何かを学び、保育者、教師、家族、
地域社会との関係にも目を向け、何が大切かを考えます。


◆授 業 計 画
 小児の正常な発育発達について、さまざまな角度から眺めてみます。
 そのためには、出来るだけ多くの子ども達の実際を眺めて接触することも大切です。
 授業では、積極的に発言、質問して参加して下さい。
 授業の主なテーマは、以下の通りです。

1)小児保健の意義と目的
2)胎児期の発育と出生の仕方
3)乳幼児期の発育とその評価
4)小児の運動機能の発達
5)小児の精神機能、言語機能の発達
6)親子関係と小児の社会性の発達
7)小児の生理機能の発達
8)小児の消化機能の発達
9)小児の排泄機能と睡眠の発達
10)小児の内分泌系の発達
11)思春期の心身の変化と健康増進
12)小児の感覚器の発達と環境衛生
13)小児の血液、免疫の発達
14)全体のまとめ
15)筆記試験


◆成 績 評 価
 平常点とレポート、筆記試験

◆テ キ ス ト
 新・保育士養成講座編纂委員会編 新・保育士養成講座  「小児保健」 全社協

◆参 考 書
 こどもの病気の地図帳 柳澤政義 監修 講談社

◆担当教員から一言
 小児の健康について取り扱った新聞記事やニュースも機会があるごとに、目を通してください。
 また、家庭や公共施設、街頭で、今一度、子どもの目線で眺めてみて下さい。