白梅学園 授業概要(シラバス)2007 |
授業科目名 | 専門ゼミナールI | 子どもを伸ばす学習指導 | |
担 当 者 | 村越 正則 | 開講時期 | 前後期 |
授業形態 | 演習 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 今日の子どもの生活実態を踏まえながら、小学校教育の全般的な現状理解を深める。そのために、主として文献研究を通して様々な角度から自由討議を展開し、今日の小学校教育における諸課題の把握に努めるとともにその課題解決の方途を検討する。また、現今の教育改革の内容にも目を向け、子どもが意欲をもって学習に向かう指導の在り方を究明する。なお、各自の研究テーマの設定に当たっては、これらの基礎的な研究を踏まえながら、年度の後半から徐々に決定していくものとする。 ◆授 業 計 画 第1回 本ゼミナールの年間の学習計画と運営について 第2回 文献研究と自由討議①;「学力と学習意欲」 第3回 文献研究と自由討議②;「子どもが意欲をもつとき」 第4回 文献研究と自由討議③;「学級経営の基本~学びの集団づくり~」 第5回 意見発表と自由討議(その1);「意欲的な学習指導の展開」 第6回~第8回 文献研究と自由討議④~⑥;「学びの基礎となる国語力」 第9回 意見発表と自由討議(その2);「学びの集団づくり」 第10回 文献研究と自由討議⑦;「教師の未来を拓く研修と評価」 第11回~第12回 文献研究と自由討議⑧~⑨;「学力の向上と教育改革の動向」 第13回 文献研究と自由討論⑩;「学力の向上と学習指導の改善・充実」 第14回 意見発表と自由討議(その3);「教師の授業力と学校力」 第15回 前期総括 第16回 本ゼミナールの後期の進め方と運営について 第17回 文献研究と自由討議⑪;「指導と評価の一体化」 第18回 文献研究と自由討議⑫;「学習評価の改善・充実」 第19回 文献研究と自由討議⑬;「形成的評価・個人内評価の方法をめぐって」 第20回~第22回 意見発表と自由討議(その4)~(その6) 第23回 各自の研究テーマ設定にかかる文献の収集について 第24回 課題追究のための基礎的方法① ~現状分析の方法~ 第25回 課題追究のための基礎的方法② ~原因の追究と方策の選択~ 第26回 課題追究のための基礎的方法③ ~プロット案の作成と留意事項~ 第27回~第29回 各自のプロット案作成に向けての自由討議①~③ 第30回 総 括 ◆成 績 評 価 出席点、平常点による。 ◆テ キ ス ト ①「子どもを伸ばす学習評価・学校評価」(2003年 東京書籍)、②「教師の未来を拓く研修と評価」(2004年 東京書籍)、③「学ぶ意欲を支える学校経営」(2005年 東京書籍)(いずれも担当教員が用意する。) ◇その他、受講生による持ち込みの文献も、担当教員の判断により活用する。 ◆参 考 書 「特色ある学校づくりと学習評価・学校評価」 村越正則、橋本誠司、西村佐二編 平成13年 (ぎょうせい)2800円 その他担当教員の執筆による書籍、文献等 ◆担当教員から一言 ○文献研究は受講生による輪読と自由討議を主として進めるので主体的に参加すること。 ○その他、必要に応じて小学校の授業研究会に参加することがある。 ○学習の進捗状況によっては、予定を変更することがある。 |