白梅学園 授業概要(シラバス)2007 |
授業科目名 | 専門ゼミナールI | 音楽分野 | |
担 当 者 | 秋山 治子 | 開講時期 | 前後期 |
授業形態 | 演習 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 1)音楽に関する理解を深め、音楽に関する思考回路を獲得できる道筋をつかむ。 2)音楽をより楽しむことができるような活動をする。 3)音に対する感覚を磨く 4)音楽の実践活動のみでなく、音楽に関する論文を書く方法を理解し、その意欲を得る。 ◆授 業 計 画 1~3回:ゼミの概観を理解して各自が研究課題を探求する 4~30回:隔週程度の割合で、「個人レポートの提出」と「全体(または個人)活動としての音楽実践」 を行う ※「音楽実践」の内容は全員で話し合って決めるが、ミュージカル、ボードビルや紙芝居のBGM創作、 楽器での合奏、ミュージック・ベル等々から考える。 ◆成 績 評 価 授業への参加状況、レポート等から総合的に評価する ◆テ キ ス ト 特定なものはないが、適宜指定する ◆参 考 書 楽譜などの参考資料を各自購入したり、コピーで対応することもある ◆担当教員から一言 音楽自体が持つ力には、言葉で表現できないほどの大きさが感じられます。頭脳で音楽を考えることは大切ですが、頭脳と身体全体を使って音楽の力を受け止めることができれば、その時音楽の素晴らしさに一歩近づけることになるでしょうか?私は若い時には‘音楽の凄さを理解できた’などと思ったこともありますが、知れば知るほど自分の小ささを感じるようになってしまいました。皆さんと一緒に音楽に近づいていきたいと思っています。適切な譬えでなくて申し訳ありませんが、本物の宝石を幼少時から見続けると、偽物が一つ混入しても即座に見分けることができるようになる、という宝石商の修行方法を聞いたことがあります。実は音楽も意識的に沢山の音楽を聴いているうちに、己の嗜好とは別の次元で、良質な音楽か否かがわかるようになるものです。皆さんには若いうちにできるだけ多くの種類とジャンルの音楽を聴いていただきたいと思っています。 |