白梅学園 授業概要(シラバス)2007 |
授業科目名 | 人間と表現演習 | ||
担 当 者 | 佐々加代子 | 開講時期 | 前期 |
授業形態 | 演習 | ||
単 位 数 | 1 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 人間の表現は多岐にわたる。時空間をともにしている人間関係においては、そこに人が居ることだけで、相互に読み取れることがある。一方読みにくいこともある。時空間を越えて出会う表現の場がある。言語にかかわることとしては、著作物などがある。そのさまざまな内容について、教員の提示する内容を手がかかりとしながら、受講生自らが表現すること、仲間の表現をみながら学びあうことにおく。さまざまな表現媒体から「人間」についてを学びあうことにおく。 ◆授 業 計 画 15回を5つの節としてとらえて構成する。 1つ目の節:時空間をともにしている人間関係のなかで、読み取れること;その鍵になるものを探る 「いわゆる言語」と「非言語」の内容をコミュニケーションという視点から整理する 2つ目節:他者が書物に「表現」した内容からの検討:教員から初めて個々人の選定 物語、詩、脚本、漫画などについて、プレゼンテーションしてみること 3つ目の節:音声表現から探る:他者の自分の表現を評価してみる 4つ目の節:書き言葉での表現への挑戦とプレゼンテーション 5つ目の節:総合的に学習した内容についての総括したことを表現する ◆成 績 評 価 それぞれの節における表現について評価する。出席するという平常点がその基盤になる。 ◆テ キ ス ト 適宜紹介する ◆参 考 書 適宜紹介する ◆担当教員から一言 教員も一人の人間として、ここで設定した節目において、作品の選定と提示を行います。そのきっかけを手がかりにして、受講生個々人が自由に発想・表現してもらえたら嬉しいです。一人ひとりの眼が場を変えていくことになるのではないかと期待しています。授業を構成するメンバーたちが、この授業を創っていくということになるのではないかと思っています。節目の5つを経験したことが、先のその人の表現の幅につながっていければ、さらに嬉しいです。 |