白梅学園 授業概要(シラバス)2007 |
授業科目名 | 近代美術の世界 | ―ルネサンス、バロックを中心に― | |
担 当 者 | 楠根 圭子 | 開講時期 | 前期 |
授業形態 | 講義 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 おもにルネサンスとバロックの時代を中心に、現代までの西洋美術の流れを、具体的に作品の画像を紹介しながら一緒に理解していきます。講義を通じて作品への先入観を捨て、多様な美術作品に興味をもち、調べることの楽しさを知ってほしいと思います。 ◆授 業 計 画 15 回の授業を予定し、以下のような内容で進めていきます。 1回分は展覧会見学で置き換える予定です。 第1回 ガイダンス:美術史を学ぶために 第2回 絵画の主題:宗教画、神話画、歴史画、寓意画など 第3回 イタリア・ルネサンスI 第4回 イタリア・ルネサンスII 第5回 北方ルネサンス 第6回 対抗宗教改革とバロック 第7回 市民社会の発展、美術アカデミーの誕生 第8回 ロココから新古典主義へ 第9回 ロマン主義、写実主義 第10回 アカデミスム、印象主義 第11回 後期印象主義 第12回 象徴主義、世紀末、アール・ヌーヴォー 第13回 現代美術 第14回 まとめ ◆成 績 評 価 出席とレポートで評価 ◆テ キ ス ト 高階秀爾・三浦篤編『西洋美術史ハンドブック』新書館 ◆参 考 書 授業内で紹介します。 ◆担当教員から一言 美術作品を見て単純に「美しい」「美しくない」と思う心にも、さまざまな要因がはたらいています。まずは好き嫌いにかかわりなく、私たちとは異なる時代、異なる環境の下で生まれた美術作品をじっくりと眺めて考えることから始めましょう。 |