白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 博物館学
担 当 者 田中 禎昭 開講時期 後期
授業形態 講義
単 位 数 (6)
◆授業のねらい及び学習教育目標
 博物館は、何のために存在し、そこでは、どのような仕事が行われているのでしょうか?また、博物館を利用する人たちは、そこにどのような役割を期待し、博物館ではその期待に応えるために、どのような模索が為されているのでしょうか?
 社会の変化と、そのニーズの多様化に伴い、博物館をめぐる環境は、近年、めまぐるしく変わりつつあります。最近の博物館の多様なあり方を知り、博物館の上手な利用の仕方や楽しみ方を学びましょう。また、博物館の学芸員の仕事についても、この講義を通じて具体的に知ってほしいと思います。


◆授 業 計 画
第1回・博物館とは何するところ? ①展示  ②行事・・講座、子供教室、体験教室など。 ③市民との連携・・博物館ボランティアの育成など。 ④市民への情報発信  ⑤学校教育との連携  ⑥資料の保存・整理  ⑦研究 
第2回・博物館が出来るまで
第3回・野外博物館、テーマパーク
第4回・水族館、科学館
第5回・歴史博物館
第6回・自治体(地域)博物館
第7回・民俗博物館・民具展示施設
第8回・平和博物館
第9回・エコミュージアム
第10回・デジタルミュージアム
第11回・展示はどうやって準備するの?・・展示が出来るまで  ①常設展示  ②特別展示・企画展示
第12回・博物館の資料整理と研究活動
第13回・博物館の仕事を実際に見てみよう
第14回・博物館の展示を実際に見てみよう
第15回・ボランティアと話してみよう

*講義だけでなく、何回か、博物館・美術館の見学に出かけます。また、地域博物館での学芸員の仕事の
 見学・体験学習を、地域博物館に出向いて行います。


◆成 績 評 価
 平常点とレポートによる評価。

◆テ キ ス ト
 講義時にテキストを配布する。

◆参 考 書
 講義時に指示する。

◆担当教員から一言
 主体的な講義への参加を求めるため、出席を重視します。