白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 生徒指導・進路指導 希望のある明日への学校・学級づくり
担 当 者 井本 傳枝 開講時期 後期
授業形態 講義
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 小学校における生徒指導・進路指導の基本原理と展開の方法を理解し、生徒指導の方法原理(共感的
理解・自立への援助・生き方など)を学ぶ。また、現代の生徒指導上の諸課題の理解と克服へ向けて
その内容と方法を知り、また自らの未来を拓く進路指導の意義と課題などについて、実践的な力量が身につくように学ぶ。


◆授 業 計 画
 15回の授業を予定し、三節に分けて、はじめには、生徒指導・進路指導の基本原理と展開の仕方、生徒指導の内容・領域、教育課程との関連、校内生徒指導の組織と指導体制、生徒理解の意義と進め方などを学ぶ。二節では、生徒指導上の諸問題の荒れ・暴力、いじめ問題、不登校問題などについて、事例などをもとにして、実践分析的に生徒指導の方法原理と集団づくりの方法論を学ぶ。最後には、進路指導について、実践的ワークショップなどを取り入れながら学ぶ。

1、生徒指導・進路指導とは何か(1) オリエンテーション
2、生徒指導とは何か(2)   生徒指導の内容・領域、教育課程との関連など
3、生徒指導とは何か(3)   校内生徒指導の組織と指導体制、生徒理解の意義と進め方
4、生徒指導上の諸問題について (1)今、生徒たちは、どのような現状か
5、  同           (2)学級の「荒れ」を考える  現状と背景など
6、  同           (3)学級の「荒れ」の克服へ向けて
7、  同           (4)「いじめ問題」を考える
8、  同           (5)「いじめ問題」の克服を考える
9、  同           (6)「不登校」を考える
10、  同           (7)「不登校」とどう向き合うか
11、  同           (8)「虐待問題」の現状と背景を考える
12、  同           (9)「軽度発達障害」の生徒への理解と学級づくり
13、進路指導         「私の進路指導・ワークショップ」
14、学校と家庭・地域社会・関係団体との連携など  
15、まとめ


◆成 績 評 価
 出席状況、授業への参加状況、授業の中で出した課題についてのレポートなどを基にして、総合的に評価する。

◆テ キ ス ト
 プリントで行います

◆参 考 書
 授業内で紹介します

◆担当教員から一言
 新聞やインターネットで、文科省の政策や提言、また教育問題のニュースなどを出来るだけ読んで
参加して下さい。