白梅学園 授業概要(シラバス)2007 |
授業科目名 | 発達障害研究 | ||
担 当 者 | 西村 章次 | 開講時期 | 後期 |
授業形態 | 演習 | ||
単 位 数 | 1 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 子どもの発達障害について事例や実態に触れながら理解を深めるとともに、保育・教育現場や家庭での対応の仕方と支援のあり方について検討する。具体的には、発達障害の概念、発達障害の種類(知的障害、広汎性発達障害、学習障害、ADHD等)と診断、脳と心身機能の発達、発達障害児の心理、保育・教育施設や社会生活での諸問題について理解を深め、発達障害児への係わり方と支援(保育、教育、療育)、家族への対応、専門機関・家庭との連携、社会参加等について、ライフサイクル的な視点から追究する。 ◆授 業 計 画 第1回 発達障害者支援法と関連法の内容と課題の理解を深める。 第2回 知的障害とは何かについて討議し、IQからみていくことの課題を吟味する。 第3回 知能検査、発達検査の種類、key年齢について学ぶ。 第4回 DSM-IV-TRから広汎性発達障害を吟味する。 第5回 発達診断の実際を行う。 第6回 上記結果の感想を出し合う。 第7回 自閉症の実際から、継次総合と同時総合機能、プランニングについて学ぶ。 第8回 高機能自閉症とアスペルガー障害の世界を文献から学ぶ。 第9回 幼児期のアスペルガー障害の症状をVTRから分析する。 第10回 分析結果を報告しあい、高機能自閉症とアスペルガー障害の症状理解を深める。 第11回 LD(学習障害)とADHDに対する指導をVTRから分析する。 第12回 分析結果を報告しあい、LDとADHDの指導・支援の方法を学ぶ。 第13回 脳障害児のコミュニケーション手段をVTRから検討し、学ぶ。 第14回 訪問教育の実際に学ぶ。 第15回 「まとめレポート」の作成。 ◆成 績 評 価 出席とレポートで評価 ◆テ キ ス ト ◆参 考 書 授業の中で紹介する。 ◆担当教員から一言 |