白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 乳幼児心理学
担 当 者 無藤  隆・佐久間路子 開講時期 後期
授業形態 講義
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 乳幼児期の発達の特徴とその背景を考える。そしてその発達を促し、あるいは阻害する要因を見つけ出し、特に、子どもたち自身の気質や家族関係、仲間関係、さらには幼児教育の影響について検討する。
ビデオなどを使い、子どもの観察や保育指導の基礎を養う。


◆授 業 計 画
 以下のテーマに沿って、解説をしていく。
 授業の最初に問題を出すので、各自その問題について考え、主体的に授業にのぞんでもらいたい。

 第1回  乳幼児期の発達の特徴
 第2回  発達におけるリスクと可塑性
 第3回  胎児期および新生児期の特徴
 第4回  気質と情動
 第5回  愛着、親子関係
 第6回  ことばとコミュニケーションの発達
 第7回  自己理解の発達
 第8回  認知発達
 第9回  道徳性の芽生え
 第10回  心の理解の発達
 第11回  乳幼児の研究法I(観察法、質問紙法)
 第12回  乳幼児の研究法II(実験法、面接法)
 第13回  日本の親子のしつけのあり方
 第14回  乳幼児期の発達と幼児教育の影響
 第15回  授業の補足と試験


◆成 績 評 価
 出席状況、小レポート、期末筆記試験をもとに総合的に評価する。

◆テ キ ス ト
 後日指示する。

◆参 考 書
 授業中に適宜指示する。

◆担当教員から一言
 幼児期までの子どもの発達を、詳しく解説していきます。乳幼児期は、著しく成長する時期です。実習に活かせるよう、子どもの発達過程の理解を深めてください。