白梅学園 授業概要(シラバス)2007 |
授業科目名 | 音楽I | ||
担 当 者 | 秋山 治子他11名※ | 開講時期 | 前期 |
授業形態 | 演習 | ||
単 位 数 | 1 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 子どもは日々の生活と遊びを通して成長していく。そこには子ども自身の積極的な事象への関り方もあれば、周囲のおとなの働きかけによる受動的な関り方もある。音楽的体験は子どもの感性に直接働きかけ、生きる悦びを抱かせ心の余裕を育てる。自分で旋律を歌う喜び(音程等の制御能力が必要となる)、皆で協力しながら響き合わせながら歌い奏でる悦び、楽器音への美しさへの感動等々、それらの体験を実現させられるかどうかは保育・教育者の音楽能力と豊かな音楽体験にかかっている。 まず保育・教育者としての音楽的基礎力を習得することが重要である。88鍵を有するピアノは基礎力を育むのには最適な楽器といえる。 音楽Iでは読譜力等の基礎知識や基礎技能の習得を図る。ピアノ(鍵盤楽器)の演奏技能についての習得目標の平均を、「ソナチネ1巻」をほぼマスターするレベルに置くことにより、幼稚園・小学校における音楽実践の力を確保したいと考えている。 ◆授 業 計 画 1基礎理論、 鍵盤楽器の基礎と応用技能の習得 ト音記号・ヘ音記号・大譜表の理解等 2基礎理論、 ブルグミューラーの練習 音符の理解、等 3基礎理論、 同上 休符の理解等 4基礎理論、 同上 小節線・複縦線・終始線の理解等 5基礎理論、 同上 調号の理解等 6基礎理論、 同上 拍子記号の理解等 7基礎理論、 同上 臨時記号の理解等 8基礎理論、 ソナチネの練習 演奏記号の理解等 9基礎理論、 同上 音楽標語の理解等 10基礎理論、 同上 拍子・リズムの理解等 11基礎理論、 同上 テンポ、メトロノーム記号の理解等 12基礎理論、 緩やかなテンポの練習 複合拍子の理解等 13基礎理論、 軽快なテンポの練習 混合拍子の理解等 14基礎理論、 音と鍵盤楽器による感情表現 調、音階の理解等 15まとめ ◆成 績 評 価 期末試験および平常学習態度 ◆テ キ ス ト 「中級ピアノ教本」 ◆参 考 書 ◆担当教員から一言 音楽Iの最低合格ラインを「ソナチネ第一巻」をほぼ修了程度とする。‘コツコツ練習’あるのみです。応援します。 ※担当講師:長永理恵、小西千鶴、島田東史子、民秋彩、中瀬千央、永坂緑、西山裕子、前田真弓、 松本宏子、港理々子 |