白梅学園 授業概要(シラバス)2007 |
授業科目名 | 算数 | ||
担 当 者 | 星野 征男 | 開講時期 | 前期 |
授業形態 | 講義 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 算数教育の歴史的な変遷を考察する。また、算数科の目標・内容・指導法などを概観し、併せて、算数教育が抱える今日的課題を明らかにする。 ◆授 業 計 画 資料等に基づいた講義形式を中心に進めるが、いくつかの研究課題を設定し、受講生が発表・討議する場も設ける。 1.教育の現場を取り巻く現状 2.算数教育の歴史的変遷の考察・明治、大正、昭和初期の算術教育 3.算数教育の歴史的変遷の考察・昭和20年代の学習指導要領試案における算数教育 4.算数教育の歴史的変遷の考察・昭和30年代以降の算数教育 5.算数教育の歴史的変遷の考察・平成10年の学習指導要領とその問題点 6.算数教育における今日的課題・数学的な考え方について 7.算数教育における今日的課題・筋道を立てて考えることと科学的な生活観に立つことについて 8.算数教育における今日的課題・授業における思考の進め方について(多面的な思考と選択的思考) 9.算数教育における今日的課題・問題解決力を育てることについて 10.算数教育における今日的課題・課題を見つける力を育てることについて 11.算数教育における今日的課題・具体的操作活動と算数的活動について 12.算数教育における今日的課題・学力問題と少人数制指導について 13.算数教育における今日的課題・学習意欲と算数指導のあり方について 14.学力観と評価について 15.幼児期の数量に関する意識の発達について ◆成 績 評 価 レポート、研究課題、出席状況等を総合して評価する ◆テ キ ス ト 小学校学習指導要領解説・算数編(文部科学省・東洋館出版) 配布したプリント ◆参 考 書 授業の中で紹介する ◆担当教員から一言 後期に開講する「算数科指導法」を受講することを前提に講義内容を設定しているので、学習指導要領の指導内容の詳細や事例研究の実際については、後期の授業の中で行う。 受講生の皆さんが自分の課題意識を持って授業に参加することが重要である。 |