白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 国語
担 当 者 久保木壽子 開講時期 前期
授業形態 講義
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 幼稚園及び小学校国語科での日本語指導の前提となる、日本語についての基本的な知識と技法について学ぶ。ことばに対する自覚的な態度の涵養を目指したい。

◆授 業 計 画
 知識を詰め込むと言うよりは、各人がこれまでに培ってきた自分自身の日本語能力を、あらためて検証し整理し確認する形で進めたい。以下に講義予定を示す。
  1,日本語と国語
2・3,ことばの獲得・ことばの機能
     記号と伝達、コード・テクスト・コンテクスト・ディスコース
     意味・意味作用とメタ言語
     修辞(見立て・喩 ほか)
  4,ことばの位相(待遇表現を含む)と文体
5~10,日本語の概要
     現代日本語の素顔:異種言語の混体状況とことばの最前線
     現代日本語の根幹
      ①音韻 ②文字 ③語彙 ④文法 ⑤構文
  11,日本語の変遷
      ①音韻 ②文字 ③語彙 ④文法 ⑤文体
  12,近代国家とことば
     国語元年:学制と教科書
  13,戦後の教育制度改革と国語
14・15,豊かな表現のために
     生活の中の表現行為・相互行為としての表現
     イマジネーションを育む


◆成 績 評 価
 出席・授業のポイントメモ・期末テストによる

◆テ キ ス ト
 加藤・佐治・森田編『日本語概説』(おうふう)ほか

◆参 考 書
 授業時に紹介

◆担当教員から一言