白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 障害児保育
担 当 者 西村 章次 開講時期 後期
授業形態 演習
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 保育所における障害児保育の出発にかかわった講師の体験談から、障害児保育とは何か、どうあるべき
かを自ら考える。障害を持つ幼児とどうかかわるか、実際のかかわりの場面のVTRを通して討論し、かか
わり方を学ぶ。また、事例を通して専門機関との連携の大切さを知る。講師が開発中の子どもたちが楽し
んでくれる発達診断に実際に触れる。発達障害者支援法や関連法を学んだ後、各障害の特徴と、とりくみのポイントを学ぶ。


◆授 業 計 画
第1回 「言葉なく 指したる道を」―わたしにとっての障害児保育の出発
第2回 障害児保育で大切なことは何か
第3回 体と知的に障害をもった2歳~3歳までの子どもとのわたしのかかわり(VTR)
第4回 この子との学生のかかわり(VTR)
第5回 さらなる「ことばの発達」について
第6回 ある園の自閉症児への動詞を引き出すとりくみ(図から)
第7回 障害幼児と健常幼児のかかわりへの保育者の介入の効果
第8回 3歳の自閉症児とわたしのかかわり(VTR)
第9回 ある自閉症児と院生、学生、わたしのかかわりの違い(VTR)
第10回 ある園における高機能広汎性発達障害児の実態の紹介―専門機関との連携を含む
第11回 遊びながらの発達診断用具の実際(VTR)
第12回 発達障害者支援法、および特別支援教育等の関連法をめぐる動きについて
第13回 各障害の特徴と、とりくみのポイント①
第14回 各障害の特徴と、とりくみのポイント②
第15回 「まとめレポート」の作成


◆成 績 評 価
 出席とレポートで評価

◆テ キ ス ト


◆参 考 書
 授業の中で紹介する。

◆担当教員から一言
 VTR等を通して実際例を紹介しつつ、討論を通して学んでいくので、積極的に参加されたい。