白梅学園 授業概要(シラバス)2005 |
授業科目名 | 卒業研究ゼミナール | 家族・介護問題とジェンダー | |
担 当 者 | 富永 静枝 | 開講時期 | 前後期 |
授業形態 | 演習 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 急速に少子高齢化が進むわが国では、高齢者介護の問題は大きな社会問題になっている。学生達が将来ケア-ワーカーとして働くとき、介護対象者の生活上の困難やその家族の悩みを理解し、暖かい視点を持って介護対象者やその家族の援助ができるよう、介護の専門職にふさわしい資質や態度を養うことを目標とする。 ◆授 業 計 画 前期 「日本の高齢化社会の現状と問題点」「高齢者介護と家族・ジェンダー」「高齢者の経済生活」 「福祉労働、特に介護労働従事者の抱える諸問題」について学習し、あるべき高齢化社会像と福祉労働者像を探る。 学習の進め方としてはまず最初に新聞の切り抜き情報誌「女性情報」に収録されている記事の中から「高齢化社会と女性」に関する記事を使って、高齢者介護をめぐって何がどのように問題なのか、問題の所在を明らかし、問題解決のためには何が必要かを討議し、方策を探る。また専門職としてのケア-ワーカーに何が求められているかを考える。 後期 前期に学習したことの中からゼミメンバーの関心の高い問題を取り上げ、グループに別れて調査研究を進め、卒業研究としてまとめる。 ◆成 績 評 価 授業への参加状況及び学期末・平常授業中のミニレポート ◆テ キ ス ト   ◆参 考 書 女性情報、高齢社会白書、厚生白書などのほか必要に応じて紹介する。 ◆担当教員から一言   |