白梅学園 授業概要(シラバス)2005
授業科目名 形態別介護技術IV(視覚障害)  
担 当 者 立花 明彦 開講時期 前期
授業形態 演習
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 視覚障害といっても、障害の程度(見え方)、障害の発生原因とその時期、今後の進行予測など個人によって異なる。いずれにしても、日常生活において受ける影響は大きく、その克服は容易ではない。本講義は、その障害を克服して社会的に自立するために必要な援助について学習する。

◆授 業 計 画
(1)視覚障害に関連する医学的知識、視覚障害の原因となる疾病、保有感覚の活用などの基礎的な知識の学習。
(2)身体障害児・者実態調査を参考資料として視覚障害児・者の統計的動向の理解。
(3)視覚障害児・者の教育、福祉制度、職業、リハビリテーション、ユニバーサルデザインの現状についての理解。
(4)視覚障害者とのコミュニケーションの一つとして点字の基礎的な知識・技能の学習。


◆成 績 評 価
 出席状況、平常点(学習態度)、筆記試験

◆テ キ ス ト
 改訂新版・視覚障害者の介護技術――介護福祉士のために――、点訳のしおり

◆参 考 書
 必要に応じてその都度紹介する。

◆担当教員から一言
 あなた方の学ぼうとする態度が問われる授業です。ぼーっとしたり、隣りと雑談などして時間を過ごすとあとで後悔するでしょう。昨年度も残念ながら単位を取得できなかった学生が数名いました。