白梅学園 授業概要(シラバス)2005 |
授業科目名 | 卒業研究 |   | |
担 当 者 | 多喜乃亮介 | 開講時期 | 後期 |
授業形態 | 演習 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 前期の卒業研究プレゼミの活動を受けて、設定したテーマについて研究計画を立案し、その計画に従って調査や実験などを行います。文献研究だけで終わらせずに、実際にデータを集めて、そのデータに基づいた検討を行い、一定の結論に達することを目指します。「卒業研究発表会」での発表準備を通して、根拠を示して結論を他者に伝える手法を学ぶことにもなります。 ◆授 業 計 画 初めの2~3週は、研究計画をしっかりと立てることから始めます。ただデータを集めるだけで終わらせることがないように、問題点を整理して、どのような条件についてデータが必要であるのか、一定の結論に達するためには何が必要なのかについて、最終的な検討を行います。 次の2~3週で、どのように資料を整理し、どのような比較を行うのか、どのような分析が適しているのかなどの準備をしっかりと行います。実験を行う場合は、場面設定や道具・用具などの準備を行います。調査を行う場合は、調査項目をどのようなものにするのか検討を行います。必要に応じて、仮実験や仮調査を行います。 次の4~6週間の期間で、実際のデータ集収を行います。残り4週ほどの期間でデータ整理とデータに基づく考察を行い、各自の研究レポートを完成させます。最後に、提出したレポートを基にして、研究発表用のレジュメと発表原稿を作成し、発表練習を行って、「卒業研究発表会」に臨みます。 ◆成 績 評 価 ゼミ活動への積極的参加と卒業研究レポートの提出による ◆テ キ ス ト   ◆参 考 書   ◆担当教員から一言 実際の実験や調査が始まって、初めて問題点が見えてきたり、不足していることが気になったりして、途中で変更したくなったり、振り出しに戻りたくります。しかし、そうならないために、前期のプレゼミから時間をかけて、できる限りの準備してきました。ですから、一担、研究がスタートしたら、まず完結させることを目指しましょう。考察を行う段階で、不足している箇所や問題点についてしっかりと検討を加え、今後の研究につなげるようにしましょう。 |