白梅学園 授業概要(シラバス)2005 |
授業科目名 | 卒業研究 |   | |
担 当 者 | 佐久間路子 | 開講時期 | 後期 |
授業形態 | 演習 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 前期のプレゼミに引き続き,グループ別に課題に取り組み,ひとつの研究を完成させることを目的とする。研究成果は,学期末に研究レポートととしてまとめ,卒業研究発表会で発表を行う。 ◆授 業 計 画 以下のようなテーマに基づき,研究を行う。 幼児期・児童期の発達的研究 子どもは,日常生活の中で,様々な人とかかわり,いろいろな体験をすることで,たくさんのことを,子どもなりに理解していく。自分自身のこと,友達のこと,心の働き,気持ち,社会的なルールなどを,子どもがどのように理解していくのか,その発達の様子を,実際に観察したり,面接や簡単な実験をしたりすることで明らかにする。 子ども観に関する研究 このテーマでは,子どものことを大人にたずねることで,生涯発達に応じた子ども観を明らかにする。少子化,核家族化が進む現在では,自分が子育てをする前に,乳幼児に日常的にかかわることが少なくなっている。大人がどの程度,子どもの発達に関する知識を持ち,子どもに対してどのような意識や感情を抱いているか(例えば:子育てにおける不安やしつけの問題)を明らかにすることは,子育て支援を行ううえで重要な手がかりとなる。具体的なテーマを設定し,子育てをまだ経験していない大学生や,現在子育てをしている母親や父親などを対象に,面接調査や質問紙調査を行う。 ◆成 績 評 価 出席状況,平常点,学期末レポートなどをもとに総合的に評価する ◆テ キ ス ト 使用しない ◆参 考 書 授業中に適宜指示する ◆担当教員から一言 心理学科で2年間学んだことに基づき,自分が関心のあるテーマを設定し,積極的に取り組んでいきましょう。いつでも相談にのります。 |