白梅学園 授業概要(シラバス)2005 |
授業科目名 | 卒業研究 |   | |
担 当 者 | 荻野 七重 | 開講時期 | 後期 |
授業形態 | 演習 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 心理学科での学習のまとめとして、グループ別の課題に取り組み、一つの研究を完成することを目指します。課題としては、記憶の問題をとりあげます。「卒業研究」は「卒業研究プレゼミ」に続く後半部分です。 プレゼミで学習した知識をもとに、それぞれのグループで独自のテーマを選び、実験的研究を行うことを目的とします。 ◆授 業 計 画 「卒業研究プレゼミ」では、文献研究を中心とした学習会で、記憶と感情のかかわりについていくつかの論文を読むことになっています。それらの研究からヒントを得て研究テーマを選ぶ、あるいは日常生活に目を向けたときに抱いた疑問や興味から何らかの研究テーマを選ぶ、これが授業の出発点となります。 以下、次のような進行を予定しています。 9・10月 : 3~5人のグループで一つのテーマを選ぶ。 10月中 : テーマを決め、実験計画を立る。 11月中 : 実験を行う。 12月 : 実験で得られたデータの集計、分析を行う。 1月 : 結果の考察とレポートの作成、卒業発表会のための準備をする。 2月 :卒業発表会。 ◆成 績 評 価 平常点と期末に提出する卒業研究レポートで評価します。 ◆テ キ ス ト   ◆参 考 書   ◆担当教員から一言 自分たちの日常生活に目を向けて、感情と関連のある記憶について独自の仮説を立て、それを検証することを目的とした実験方法を考え実施してみる、あるいは、これまでの研究が行った実験を少し条件を変えて追跡的実験をし、新しい側面を見つけ出す、こうしたことをしたいと思います。 感情と関係のある記憶の問題は、おそらく出来事記憶が中心になるでしょう。 |