白梅学園 授業概要(シラバス)2005 |
授業科目名 | 環境心理学 |   | |
担 当 者 | 施 桂栄 | 開講時期 | 後期 |
授業形態 | 講義 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 環境心理学とは、人間とそれを取り巻く環境を1つのシステムとして扱う実証科学である。私たちは、日常生活の中で、環境からさまざまな影響を受け、また環境に対しても影響を与えている。この授業では、個人と物理的環境(物理的空間、地理的空間、自然空間など)、人間を含む社会環境(対人関係、集団行動など)とのかかわりのあり方を通して人間の心理と行動を理解することを目的としている。 ◆授 業 計 画 第1回 環境心理学とは何か 第2回 自然環境と人間 第3回 都市環境と人間(都市のイメージ、居住地選択) 第4回 快適環境の創造(住宅環境、学校環境、オフィス環境の快適性) 第5回 環境認知の発達(乳児、幼児の環境認知の発達) 第6回 人間と空間移動(人間にとって空間移動とは何か) 第7回 移動と空間認識(空間移動にかかわる心理学的問題) 第8回 空間認知の発達(子どもの遊びの時代の変化、遊び空間の特徴) 第9回 認知マップ(日常生活空間の環境認知) 第10回 対人距離と対人空間(他人との距離のとり方、パーソナル・スペース、座席行動) 第11回 犯罪と環境要因(犯罪についての空間的・地理的分析) 第12回 犯罪の予防(防犯環境設計、ハードウェアの活用) 第13回 群衆のパニック(都市化のパニック、パニック回避) 第14回 ユニバーサルデザイン ◆成 績 評 価 出席状況とレポートから総合的に評価する。 ◆テ キ ス ト 使用せず(随時資料を配付する) ◆参 考 書 授業内で適宜紹介する。 ◆担当教員から一言   |