白梅学園 授業概要(シラバス)2005 |
授業科目名 | 心理テスト法I |   | |
担 当 者 | 金 愛慶 | 開講時期 | 前期 |
授業形態 | 講義 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 心理テストとは,知能,適性,人格(認知パターン,行動パターンなど)などにおける個人差を測定する手順の総称である.心理テストは,最も代表的な応用心理学の一分野であり,様々な心理学的知見が集約された分野でもある.心理テスト法Iの講義では,心理テストに関する基礎理論とその応用における実際を概観する. ◆授 業 計 画 1回目 ガイダンス 2回目 心理テストの発達史 3回目 心理テストの定義とその役割 4回目 心理テストの基本仮定 5回目 心理テストの作成I:信頼性・妥当性 6回目 心理テストの作成II:標準化の手続き 7回目 心理検査の実施上の注意点 8回目 質問紙法の心理テストの紹介I:テストの特徴と限界 9回目 質問紙法の心理テストの紹介II:代表的な検査の実施と解釈(予定:MMPI) 10回目 作業検査法の心理テストの紹介I:テストの特徴と限界(内田クレペリン精神作業検査) 11回目 投影法の心理検査の紹介I:テストの特徴と限界 12回目 投影法の心理検査の紹介II:代表的な検査の実施と解釈(予定:SCTもしくはP-Fスタディ) 13回目 心理アセスメントにおけるテスト・バッテリーの組み方 14回目 総括 15回目 予備 ◆成 績 評 価 筆記試験とレポート ◆テ キ ス ト 心理検査の理論と実際 花沢成一他(著) 駿川台出版社 ◆参 考 書   ◆担当教員から一言 「心理テスト法II」を履修する予定の学生は,「心理テスト法I」を受講することが望ましい |