白梅学園 授業概要(シラバス)2005 |
授業科目名 | 社会福祉援助方法論 |   | |
担 当 者 | 中山 正雄 | 開講時期 | 後期 |
授業形態 | 講義 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 社会福祉の援助方法は、基本に「利用者の立場」「利用者の権利擁護」の理念がある。この授業では、援助の理念を確認し、単なる技術としての方法ではなく、常に利用者本位を追求する方法の向上につなげて行く姿勢も含めて理解を深めるものとする。 福祉現場(障害児施設・老人福祉施設)における相談、直接的援助の方法についての知識及び活用について事例を活用して深め、体得することを目的とする。 ◆授 業 計 画 1.社会福祉の考え方と援助の方法(2回) 社会福祉とは何かを論じ、その上にたって援助の方法がどのように発展してきたのかを学ぶ。 2.社会福祉の対象者と援助者 社会福祉の対象者をどのように考えるのか、援助者と対象者との関係はどうあるべきかを学ぶ。 3.利用者の権利擁護と援助(2回) 施設内虐待などの事例を活用して利用者の権利擁護について学ぶ。権利擁護の仕組みを理解する。 4.ケースワークの原則と実際(2回) ケースワークの基本的な考え方を学び、実際の活用についてロールプレイで体得する。 5.援助の開始と方法 援助を必要とする対象者への初期的なかかわりの基本を相談技術・関係作りの方法を通して理解する。 6.ケアマネジメントの実際(2回) アセスメントの方法及びケアマネジメントの考え方と実際を事例の活用により体得する。 7.福祉施設におけるグループワーク(2回) グループワークの理論と実際を事例の活用により理解し、グループワークの方法を体得する。 8.福祉援助におけるチームワーク 援助を行う上での職場のチームワークの大切さ、役割・協力・責任の関係を理解する。 9.スーパービジョンの方法 福祉におけるスーバービジョンについて説明し、スーパービジョンの活用について理解する。 10.社会福祉援助者の専門性 社会福祉の援助者として福祉における専門性の確保について、自らの生き方、姿勢、社会のあり方について考える。援助技術を如何に生かしていくかを深める。 ◆成 績 評 価 授業の出席と積極的な討議への参加及びレポートにより総合的に評価する。 ◆テ キ ス ト 使用しない ◆参 考 書 授業の中で紹介する ◆担当教員から一言   |