白梅学園 授業概要(シラバス)2005
授業科目名 介護実習  
担 当 者 森山千賀子・藤井由紀子・杢代直美 開講時期 前後期
授業形態 実習
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
1.施設・地域で生活している人々の「暮らし」を理解し、施設設備や施設職員のあり方や必要な介護サービスなどについて考える力を身につける。
2.学校で学んだ理論・技術を基礎として、利用者の状況に応じた介護ができるようになる。
3.介護福祉士としての介護観を養う。


◆授 業 計 画
介護実習は。45日間(360時間)をIII期に分けて行う。各期の時期・内容は下記の通りである。

1.施設介護実習
1)第1段階(2週間)   5月16日(月)~ 6月 4日(土)
 *施設の機能や職員の一般的な役割について学ぶ。
 *コミュニケーションが比較的とりやすい利用者(居住者)との人間的な関わりを深め、利用者のニーズとは何かを理解する。
 *初歩的な日常生活援助を体験する。

2)第2段階(2週間)   9月 5日(月)~ 9月17日(土)
 *利用者との関わりを深め、利用者の生活歴を含めて全人的に理解する。
 *障害のレベルに応じて求められる介護技術の、適切な用い方について学ぶ。
 *他職種の役割について理解する

3)第3段階(4週間)   10月31日(月)~11月26日(土)
 *施設運営のプログラムに参加し、サービス全般について理解する。
 *個別の利用者を担当し、介護過程の展開について学ぶ。

2.訪問介護実習(1週間)
 *居宅介護事業等の訪問介護員との同行訪問を行い、訪問介護の特性(生活形態、家族との関係、自立支援、家族への援助、連携のあり方など)を理解する。時期については、可能な限り第1段階に実施し、生活者としての利用者の理解を深める。


◆成 績 評 価
 実習日誌(記録)、レポート、実習先からの評価表、正常点による総合評価

◆テ キ ス ト
 独自に作成した『2005年度 介護実習要綱』を使用する。

◆参 考 書
 授業で紹介する

◆担当教員から一言
 各実習には、体調を整えてのぞんでください。各期間での実習の学びや出会いを大切にして、自分自身を磨いてゆきましょう。