白梅学園 授業概要(シラバス)2005 |
授業科目名 | 保育問題研究IV | 男女共同参画社会と保育 | |
担 当 者 | 富永 静枝 | 開講時期 | 後期 |
授業形態 | 講義 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 固定的な性別役割分業意識や性別役割分業を基本とする社会システムの問題性を明らかにし、男女共同参画社会を実現していくための保育者の課題を探る。 ◆授 業 計 画 少子高齢化が進み、経済・社会環境が大きく変化している現在、男女共同参画社会の形成は21世紀のわが国社会の重要な課題である。幼児期におけるジェンダー形成の問題や、保育をめぐる社会環境・労働環境・家族のあり方などをジェンダー視点から考察し、男女がともに人間らしく豊かに生きられる男女共同参画社会を形成するにはどうしたらよいかを考える。 講義の中では男女共同参画白書をはじめジェンダー関係の各種統計や新聞記事の切り抜きなど、ジェンダー問題に関する情報を提供し、問題の所在を明確にすると共に、ディスカッション等も取り入れて、ジェンダー問題への理解を深めたい。主な講義内容は下記の通りである。 I 男女共同参画社会とは II 性別役割分業-その歴史と問題点- III 幼児期におけるジェンダー形成 IV 働く女性の現状と課題 Ⅴ 仕事と子育ての両立 VI 21世紀における家族のあり方 VII 男女共同参画社会の形成-北欧に学ぶ- ◆成 績 評 価 授業への参加状況及び学期末・授業期間中課したレポートの総合評価 ◆テ キ ス ト 授業中に配布するプリント ◆参 考 書 『男女共同参画白書』他(授業中に指示します) ◆担当教員から一言   |