白梅学園 授業概要(シラバス)2005
授業科目名 家族福祉論  
担 当 者 奥田 啓子 開講時期 前期
授業形態 講義
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 個人のライフスタイルの多様化とともに、家族の形態・意識も多様化してきている。また、社会問題との関連において、家族のあり方が論じられる機会も多い。講義では、現代家族の状況を多角的に捉えることから出発し、家族の「自立支援」に向けてどのような家族福祉のアプローチが求められているのかについて考察を深めていく。

◆授 業 計 画
 導入として、家族についての定義の変化・家族福祉の歴史的アプローチについて講義を行い、問題意識の共有化を図る。その後は受講生の発表とディスカッションによる形式で毎回の授業を進めていく。

1.「家族」とは何か
・家族の定義をめぐって
・現代家族のイメージ
・「ライフサイクル」と「ライフコース」

2.家族福祉の視点
・多問題家族へのアプローチ
・家族保全運動の歴史的展開

3.家族福祉の具体的展開 ・・・・ 受講生による発表課題(例示)として
・現代の家族構造の特徴と家族関係
・少子高齢化の現在
・障害児・者と家族福祉
・ジェンダー論と家族福祉
・家族政策からみた家族福祉
 (1)一人親家庭への支援
 (2)共働き家庭への支援
 (3)介護問題と家族     etc.

4.「家族の自立・個々の自立」にむけて


◆成 績 評 価
(1) 発表の内容・ディスカッションへの参加状況・出席状況
(2) まとめのレポート


◆テ キ ス ト
 

◆参 考 書
 必要に応じて提示する。

◆担当教員から一言
 受講生の関心に合わせて、発表課題・ディスカッションのテーマは柔軟に選択していきたいと考えています。活発な議論を期待しています。