白梅学園 授業概要(シラバス)2005
授業科目名 小児保健I  
担 当 者 小林美由紀 開講時期 前期
授業形態 講義
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 小児の保育にあたり、小児の心身の発達、健康についての実際や対応の仕方、考え方について学びます。
 発達途上の小児の健康を守るために、保育者、家族、地域社会との関係にも配慮し、何が大切かを考えます。


◆授 業 計 画
小児の正常な発育発達について、さまざまな角度から眺めてみます。
そのためには、周りにいる子ども達の実際を眺めて接触することも大切です。
授業では、積極的に発言、質問して参加して下さい。
授業の主なテーマは、以下の通りです。

1)  小児保健の意義と目的
2)  小児の胎児期の発育と出生の仕方
3)  新生児の発育発達
4)  小児の乳幼児期の発育発達の特徴とその評価
5)  小児の運動機能の発達
6)  小児の精神機能、言語機能の発達
7)  食べる機能の発達
8)  排尿、排泄機能の発達
9)  小児の視力、聴力
10) 小児の血液、免疫の発達
11) 成人と異なる小児の生理学的機能
12) 小児の心理、社会的成長
13) 思春期の心身の変化
14) 小児の健康増進の意義と実践
15) 母子保健対策と親子関係


◆成 績 評 価
 出席とレポートで評価

◆テ キ ス ト
 新・保育士養成講座編纂委員会編 新・保育士養成講座 第5巻 「小児保健」 全社協

◆参 考 書
 牛島 廣治編著 小児保健福祉学 新興医学出版社

◆担当教員から一言
 家庭や公共施設、街頭で、今一度、子どもの目線で眺めてみて下さい。