白梅学園 授業概要(シラバス)2005
授業科目名 ゼミナールII 保育とジェンダー
担 当 者 富永 静枝 開講時期 前後期
授業形態 演習
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 男女がともにそれぞれの能力を生かし、ともに人間らしく生きるためにはどうしたらよいか、男女それぞれの自立と、これからの望ましい家族や社会のあり方について考える。

◆授 業 計 画
前期
 新聞の切り抜き情報を集めた「女性情報」の中から、子ども・女性・仕事・家族に関する記事を各自の関心にそって選び出し、それを手がかりにして、保育をめぐるジェンダー問題を考察する。
 ゼミ生は全員、毎月発行されている「女性情報」の過去3年分に目を通し、その中から自分が最も関心を寄せた問題を選び、関連記事を整理し、その情報が伝える問題点を明らかにして報告する。

後期
 学生自身の将来設計における就労の位置付けを明確にするため、特に「女性と職業」に重点をおいて学習をすすめる。女性労働の現状を理解し、仕事と家事育児の両立をはかるにはどうしたらよいか、家族のあり方や子育てのあり方について考える。また国や地方自治体の育児支援政策などについても理解を深める。


◆成 績 評 価
 報告の内容、授業中の発言、卒業研究の内容、毎回の出席状況により総合的に評価する

◆テ キ ス ト
 授業中、必要に応じて紹介する

◆参 考 書
 授業中適宜必要に応じて紹介する

◆担当教員から一言
 ゼミの構成員全体で互いに学び合い、理解を深めるために積極的な討論が展開されることを期待したい。