白梅学園 授業概要(シラバス)2005
授業科目名 ゼミナールII  
担 当 者 瀧口  優 開講時期 前後期
授業形態 演習
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
1.1年のゼミを基礎に、平和・非暴力の文化についての研究をすすめる。
2.子どもを取り巻く暴力的な文化について、実践的に検討する。
3.望ましい子ども観とは何かを具体的な作品を読みながら考える。
4.望ましいメディアについてその内容を検討する。


◆授 業 計 画
<前期>
1.子どもを取り巻く映画やビデオについて、非暴力の観点から調査、分析をする。
  *第1回、第2回、第3回
2.子どもが視聴するテレビの番組について非暴力の観点から分析する。
  *第4回、第5回、第6回
3.子どもを取り巻くマンガ文化について非暴力の観点から分析する。
  *第7回、第8回、第9回
4.子どもが遊ぶテレビゲームについて非暴力の観点から分析する。
  *第10回、第11回、第12回
5.分析のまとめ
  *第13回、第14回、第15回

<後期>
1.子ども達をどのようにしたら非暴力と寛容の環境に置くことができるのかを論議する。
  *第1回~第5回
2.実際に非暴力と平和の環境づくりをすすめている人々の活動を知る。
  *第6回~第10回
3.自分たちができる範囲でできることに取り組む。
  *第11回~第15回

◇上記の予定は内容や進行によって変わることがある


◆成 績 評 価
 ふだんの学習状況などの平常点(出欠、予習、質問、意見発表など)とレポートで行うことを原則とするが、必要に応じてテストを行う。

◆テ キ ス ト
 『脱暴力宣言』(平和文化)

◆参 考 書
 必要に応じて指示する

◆担当教員から一言
 子ども達を取り巻く暴力的な文化は、様々な影響を与えています。このゼミではそうした影響を理解しながら、どのようにしてよりよい方向にすすめたらよいのかを一緒に考えたいと思います。