白梅学園 授業概要(シラバス)2005 |
授業科目名 | ゼミナールII |   | |
担 当 者 | 小松 歩 | 開講時期 | 前後期 |
授業形態 | 演習 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 今日、地域環境、異文化理解、地域紛争、男女の共同参画といった人類共通の課題や、都市化、少子・高齢化と福祉、こころの崩壊、家庭のあり方、自然破壊など我が国の社会全体に関わる課題が生じている。こうした状況の中で、これからを生きる子どもたちにとって、また子どもたちにかかわる保育者の資質として、「人間尊重」の考え方が重要である。 1.人間尊重という視点から、教育・保育・福祉が直面している今日的課題について理解を深めると ともに、その解決に必要な能力を身につける。 2.教育・保育・福祉の課題にかかわる指導内容を適切に指導するために必要な実践的能力を高める。 ◆授 業 計 画 ゼミナールはおよそ、次のような方法で進められる。 1.複数のグループに分かれて、担当する教員の専門性を生かしつつ、さまざまな観点から授業テーマに取り組む。 2.授業は、少人数による演習形式でおこなう。 3.文献講読やVTR検討、調査、見学、観察、指導案や教材の作成、模擬指導の実施など、具体的な保育実践に即して演習する。 4.各グループからの発表の場を設け、学習成果の共通化を図る。 各回の授業計画はゼミナールごとに決められるが、およそ次のような内容を扱う。 1.ゼミナールIの学習成果をもとに、文献やVTRソフトの検討などにより、学習課題を明確にするとともに、教育・保育・福祉が直面している課題について理解を深める。 2.教育・保育・福祉の課題に関わる事項について、調査や見学、観察などを実施して具体的に理解する。 3.人間尊重という視点から、教育・保育・福祉の課題について解決策を考える。 4.これらの学習成果をもとに、人間尊重に関わる保育内容を適切に指導できるようにするために、指導案や教材の作成、模擬指導などをおこなう。 5.さまざまな観点から取り組んできた「人間尊重の理解と実践」についての学習成果を各グループごとに発表し(ゼミナール発表会等)、演習の成果を共有する。 ◆成 績 評 価 出席とレポート、小テスト、作品、実技などで評価 ◆テ キ ス ト 各ゼミナールで紹介される。 ◆参 考 書 各ゼミナールで紹介される。 ◆担当教員から一言   |