白梅学園 授業概要(シラバス)2005 |
授業科目名 | お話しの世界 |   | |
担 当 者 | 佐々加代子 | 開講時期 | 後期 |
授業形態 | 演習 | ||
単 位 数 | 1 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 絵本や紙芝居、児童文学などにみる日本や世界のお話しについて理解させ、その世界の広がりをさまざまな表現方法とともに学ばせる。読み聞かせ、語り聞かせの技法の習得、保育場面での導入とその評価、子どもたちの口頭詩となることばの世界の拾い出し、鑑賞を通して言語の生活化に位置づくお話しの世界を学ばせる。さらにお話しの創作で表現方法の習得も学ばせる。 ◆授 業 計 画 演習を中心に捉えながら個人とグループでの行動とする。グループ間で相互に学びあう場面として授業時間を利用する。 ・個人として取り組むものは5つある 1.よく響く、よくとおる声の養成;音声表現の技術、技法の習得 2.教材となるお話しの世界の良否を吟味する確かな選択眼の養成 お話しとして収録されて市販されている絵本、紙芝居、パネルシアター、エプロンシアター、人形劇、童話、児童文学作品などから、広義にとらえる「保育において生きる作品」かどうかの選定 3.2.の表現法としてのさまざまな展開を考えて模擬演習 4.お話しの創作(表現方法を含める) 5.保育場面での導入法の検討。子どもたちへの語りかけから評価までに求められる保育者の技法についての習得 ・グループとして取り組むものは4つある 1.選定した絵本などの作品集の編集とそのまとめ 2.創作活動から得た表現方法と作品についてのまとめ 3.作品発表会で発表するグループの創作作品の検討とその発表及びまとめ ・相互に学びあうものとしては3つある 1.持参されてきた作品の検討とその鑑賞 2.作品とその音声表現の技法についての評価 3.作品発表会での評価 ◆成 績 評 価 1.出席状況 2.平常点 3.提出課題の評価 4.作品発表会での発表とその評価による ◆テ キ ス ト 菅井健『話しことばの練習帖』晩成書房 佐々加代子『子どもからの贈りもの』犀書房 佐々加代子『発想・想像・表現』犀書房 ◆参 考 書 佐々加代子『コミュニケーション能力弱者のQOL援助』犀書房 佐々加代子作成の絵本のリスト、過去の学生の創作のお話し作品集 ◆担当教員から一言   |