白梅学園 授業概要(シラバス)2005
授業科目名 精神保健  
担 当 者 土川 洋子 開講時期 後期
授業形態 講義
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 子どもおよび子どもをとりまく社会全体の精神保健について理解する。

◆授 業 計 画
 精神保健は、心の健康保持・増進を目指す学問と実践です。保育上必要な、子どもの精神保健に留まらず、子どもをとりまく社会全体、つまり家族、学校、職場、地域における精神活動の実際を解説します。
大規模授業の弊害を最小限にするために、毎回出席カードを配布し、感想・質問を記載して提出していただきます。次回の授業中にそれらの感想や質問に応じていきます。

第 1 回 授業紹介、オリエンテーション、精神保健の概要
第 2 回 発育と発達、こころの健康、障害のとらえ方
第 3 回 ライフサイクルにおける危機と課題 1
第 4 回 ライフサイクルにおける危機と課題 2
第 5 回 家族関係と精神保健
第 6 回 こころの問題 精神障害の分類と特徴 1
第 7 回 こころの問題 精神障害の分類と特徴 2
第 8 回 通常、幼児期、小児期または青年期に初めて診断される障害 1
第 9 回 通常、幼児期、小児期または青年期に初めて診断される障害 2
第10 回 精神保健活動の実際 1
第11 回 精神保健活動の実際 2
第12 回 障害児保育
第13 回 発達の問題とそのかかわり方
第14 回 対人援助職に求められる自己理解
第15 回 トピックス・まとめ(虐待、SIDS、燃え尽き症候群など)


◆成 績 評 価
 平常点(出席)とレポート

◆テ キ ス ト
 なし(講義時に資料を配布します)

◆参 考 書
 精神保健  新・保育士養成講座編纂委員会 編, 全国社会福祉協議会.
 その他、授業内で紹介します。


◆担当教員から一言
 こころの健康は、からだの健康と同様にとても重要です。子どもに対する問題だけでなく、自分自身のためにも役に立つ知識が得られると思います。