白梅学園 授業概要(シラバス)2005
授業科目名 現代保育の課題  
担 当 者 高田 文子 開講時期 後期
授業形態 講義
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 現在日本は少子化という深刻な状態が続いている。この傾向はいつからはじまり、どのような対策が講じられてきたのか。また、その影響は幼児保育の領域にどのような影響をおよぼしているのかを考え、今後模索するべき方向をさぐる。

◆授 業 計 画
 政府の少子化対策は何を契機として始まり、当初どのようなプランであったのか、そしてそれは保育の分野にどのような影響をもたらしたのかを各回の項目を視点として詳しく学ぶ。後半は、保育センターとしての拠点となるであろう保育機関の役割とそこで期待される専門家としての保育者像をさぐる。
1.少子化はいつからはじまったと認識されているか
2.新エンゼルプラン、新新エンゼルプランについて
3.低年齢児保育の拡大(1)
4.低年齢児保育の拡大(2)
5.家庭との連携(1)
6.家庭との連携(2)
7.地域との連携(1)
8.地域との連携(2)
9.延長保育と預かり保育(1)
10.延長保育と預かり保育(2)
11.これからの保育(1)
12.これからの保育(2)
13.保育者に求められる専門性(1)
14.保育者に求められる専門性(2)
15.まとめ


◆成 績 評 価
 定期試験と小レポート、出席による総合評価。

◆テ キ ス ト
 『21世紀へ向けての保育の創造』柴崎正行・諏訪きぬ、フレーベル館

◆参 考 書
 幼稚園教育要領、保育所保育指針

◆担当教員から一言
 保育の専門家を志す立場で自分の問題としてとらえながら授業に参加してほしい。