白梅学園 授業概要(シラバス)2005
授業科目名 小児栄養I  
担 当 者 林   薫 開講時期 後期
授業形態 演習
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 「小児栄養」では、現代における子どもの食生活と社会的背景を的確に把握し、小児栄養の基本的理論を体系的に理解し、実践力を養うことを目的としています。胎児期~思春期、妊娠期などライフステージ別の栄養生理と各期の特徴、また特別な援助を必要とする子どもたちの特性についても学習し、それぞれに望ましい食環境とはどのようなものであるのか、理解を深めていきます。離乳期以降については2年次「小児栄養II」で進めていく予定です。

◆授 業 計 画
1.オリエンテーション及び小児期における栄養・食生活の意義(講義)
2.小児の発育・発達と栄養(講義)
 (1)身体発育と栄養状態の評価
 (2)食べる機能・消化吸収の発達と栄養
3.栄養に関する基礎知識
 (1)栄養、栄養生理、代謝に関する基礎知識
 (2)第七次改定 日本人の食事摂取基準の意義とその活用
 (3)食品に関する基礎知識
 (4)献立作成・調理の基本
4.非妊娠期・妊娠期・授乳期の栄養と食生活
 (1)妊娠のメカニズム
 (2)妊娠中にみられるさまざまな症状と対策
 (3)母乳分泌のメカニズム
5.乳児期の栄養と食生活(講義)
 (1)乳児期の食機能と発達と成長


◆成 績 評 価
 (1)授業への出席及び態度 (2)筆記試験 (3)提出物 (1)~(3)により、総合的に評価する。

◆テ キ ス ト
 ・「子どもの食生活と保育」  上田玲子監修 樹村房発行 2003年 
 ・「乳幼児の食育実践へのアプローチ」財団法人 児童育成協会 児童給食事業部発行 2004年


◆参 考 書
 講義の中で紹介します。

◆担当教員から一言
 小児栄養Iでは講義を中心に、小児栄養IIでは講義と実習を交互に進めていく予定です。