白梅学園 授業概要(シラバス)2005 |
授業科目名 | 自然環境と人間 |   | |
担 当 者 | 吉川 研二 | 開講時期 | 後期 |
授業形態 | 講義 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 生物の命を育むのは地球の大気、水、土壌環境であり、その環境は生物の働きによって維持されている。地球上には多様な生物が生活している。この生物多様性の世界は長い時間をかけてつくられてきたものであり、多くの生物が様々な関係を持って共存している。ヒトも他の生物が存在することによって生きていけるのであって、生物のひとつひとつの命はかけがえのないものである。今、人間の活動が地球環境システムに急激な変化をおよぼしている。生物多様性にも危機が迫っている。私たちにできることはなんだろうか。生物の世界を知ることは私たちの生き方を考え直すことにつながっている。 ◆授 業 計 画 I.地球環境と生物 〔2回〕 環境とは 生物と環境との相互作用 環境の変遷 II.生物の多様性 〔2回〕 種とは 種の多様性 種の進化 生物の分布 III.食べることと増えること 〔2回〕 植物の繁殖 動物の繁殖 人口増加 IV.種と種との関係 〔2回〕 植物と植物との関係 植物と動物との関係 動物と動物との関係(捕食・共生・寄生・共進化) V.種内での個体間の関係 〔2回〕 オスとメスとの関係 親と子との関係 VI.生物群集と人間 〔2回〕 食物網 ニッチ 生態系 VII.地球環境と人間 〔3回〕 地球環境問題(生物多様性の破壊、地球温暖化など) 生命と地球環境 ◆成 績 評 価 平常点+筆記試験 ◆テ キ ス ト プリント ◆参 考 書 授業中に適宜紹介する。 ◆担当教員から一言 Today Birds Tomorrow Men. |