白梅学園 授業概要(シラバス)2005
授業科目名 生物学〔生物の世界〕  
担 当 者 近藤 正樹 開講時期 前期
授業形態 講義
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 「生物」とは何者か。「生物」はどのような特性をもっている者だろうか。種類はどのくらいか。個体維持の生活と種族維持の生活などを科学的観点から提示、考える力がつくように企画します。

◆授 業 計 画
1.生物と無生物
 気体の世界、流体の世界、固体と結晶、ポーリング説を基にして
2.生物の起源
 (1)流体の中での変性、高分子化への道、solとgel、表面膜の特化
 (2)単純から複雑へ、未分化から分化へ、発達と退化
3.生物の種類と分類
 分類すること、系統分類法、世界共通の名称(学名)、世界で繁栄した生物と絶滅した生物
4.個体維持と種族維持
 栄養、運動、生殖
5.集団(個体群)として見た世界観
 個体群の概念、個体群の秩序、個体群の繁栄と衰退
6.集団(群集)として見た世界観
 食物連鎖、栄養段階、生態系、生物の多様性
7.昆虫の社会と高等動物の社会
8.動物の社会と人間の社会
9.「考える動物」としての長所と限界
10.ヒトはこれから何を努力しなければならないか


◆成 績 評 価
 平常のレポートと定期試験

◆テ キ ス ト
 なし、(必要な部分、資料などはプリントとして配布)

◆参 考 書
 なし(演習として図書館の図書を指定)

◆担当教員から一言
 理科の常識は覚えるのではなく、好奇心をもって探求することによって身につくものです