白梅学園 授業概要(シラバス)2005 |
授業科目名 | 英米文学 |   | |
担 当 者 | 中島 好伸 | 開講時期 | 前期 |
授業形態 | 講義 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 イギリス、アメリカの文学作品をそれぞれの歴史の流れの中で読み、解釈と評価を試みながら、英米文学の特質を探る。 ◆授 業 計 画 15回の授業を予定し、うち7回をイギリス文学、さらに7回をアメリカ文学に当て、最後の1回でまとめる。イギリス文学の1回目とアメリカ文学の1回目は、それぞれの文学を理解するための基礎知識を確認する。2回目以降は、ある時代を代表する作品をひとつ取り上げ、その作品が生まれてくる歴史的背景を見ながら、作品の解釈、評価を試みる。同じ英語を使用した文学作品であるが、イギリスとアメリカと、風土の違いによってどんな違いが見られるのか、また現在のイギリス、アメリカの政治や文化が過去の作品の中でその形成がどのように描かれているか、そもそも他言語の文学作品とどこが違うのか考えてみたいと思う。取り上げる作品は以下のとおり。 英第1回 イギリス文学の基礎情報 英第2回 W.シェイクスピア『ハムレット』 英第3回 J.ミルトン『失楽園』 英第4回 E.ブロンテ『嵐が丘』 英第5回 C.ディケンズ『二都物語』 英第6回 T.ハーディ『テス』 英第7回 D.H.ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』 米第1回 アメリカ文学の基礎情報 米第2回 B.フランクリン『自伝』 米第3回 N.ホーソン『緋文字』 米第4回 M.トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』 米第5回 T.ドライサー『シスター・キャリー』 米第6回 F.S.フィッツジェラルド『グレート・ギャッツビー』 米第7回 W.フォークナー『アブサロム!アブサロム!』 ◆成 績 評 価 出席とレポートで評価 ◆テ キ ス ト プリントで行います ◆参 考 書 授業内で紹介します ◆担当教員から一言 文学作品は実際に読んでみなければ意味を持ちません。できるだけ多くの作品を読んでください。 |