白梅学園 授業概要(シラバス)2005 |
授業科目名 | 日本文学 |   | |
担 当 者 | 高原 二郎 | 開講時期 | 前期 |
授業形態 | 講義 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 ・文学作品など読むヒマにもっと役立つことないの? ・作家なんてホントはなにしてるんだろ。 ・文学史なんてのやらされて何になるの? ・でも基礎知識くらいは仕方ないカモネ。 ※ちょっと本気で考えてみようではありませんか。 ◆授 業 計 画 上記のように、「文学入門」的なねらいを含んだ文学理解、文学史、作家論、課題論等を扱います。従って、 1.作家と社会-社会に対応する作家の姿勢、文学的展開。 2.作家と時代性-作家や作品を社会の流れと照らして位置づけてゆく試み。 3.テーマ、課題による読み書き-作家の仕掛ける戦略を楽しんで読み解きながら生き方を考えてみよう。 ・日本の叙情-読み解きのサンプル『伊豆の踊り子』 ・個人・エゴ-夏目漱石・武者小路実篤・芥川龍之介他 ・愛と人間苦-有島武郎・太宰治 ・原爆文学-峠三吉他 ・疎外と人間-石牟礼道子 (時間の都合で増減あり) ◆成 績 評 価 授業参加とレポートで ◆テ キ ス ト 用いません。予習読書は義務としません。 ◆参 考 書 展開の中で示します。 ◆担当教員から一言 作品を読み説くことで作家の姿勢に迫ってゆく、特にそこを楽しんでください。 |