白梅学園 授業概要(シラバス)2005 |
授業科目名 | 多文化社会と子ども |   | |
担 当 者 | 瀧口 優 | 開講時期 | 後期 |
授業形態 | 講義 | ||
単 位 数 | 2 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 1.子ども達はそれぞれ様々な文化の中で生活していることを理解する。 2.多くの国々が様々な異文化の人々を受け入れて成り立っていることを理解する。 3.異文化の人をどのように受け入れているのかを理解する。 4.とりわけ日本において外国籍の子ども達が、どのようにしてアイデンティティを保持しているのかを学ぶ。 5.こうした子ども達にどのような援助を行ったらよいのか学ぶ。 ◆授 業 計 画 1.日本と関係のあるいくつかの国と文化について触れる。 2.それぞれの国における子どもの歌を手がかりに文化を考える。 3.歌を学ぶ中で、多文化の子ども達が共生する姿を実践的に理解する。 4.それぞれの国の言葉について理解を深める。 (1)中国語の歌(第1回、第2回、第3回) (2)スペイン語の歌(第4回、第5回、第6回) *ペルー (3)韓国・朝鮮語の歌(第7回、第8回、第9回) (4)タガログ語の歌(第10回、第11回、第12回) *フィリピン (5)ポルトガル語の歌(第13回、第14回、第15回) *ブラジル ◆成 績 評 価 ふだんの学習状況などの平常点(出欠、予習、質問、意見発表など)とレポートで行うことを原則とするが、必要に応じてテストを行う。 ◆テ キ ス ト 『多文化子どもの歌集』(明石書店) ◆参 考 書 必要に応じて紹介する ◆担当教員から一言 日本も多文化社会になりつつあります。多くの幼稚園や保育園、あるいは小学校や中学校に外国籍の子ども達が入学してきています。そうした人々にどのように関わっていったらよいのか、特に保護者にはその人々の持っている文化や言葉が重要になってきます。たとえ1曲でもその国や地域の歌を知っているば、それだけでコミュニケーションを深めることができます。せめて1曲でも覚えられたらと思います。 |