白梅学園 授業概要(シラバス)2005
授業科目名 児童文学演習 宮沢賢治の作品を読む
担 当 者 久保木壽子 開講時期 後期
授業形態 演習
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 日本の児童文学の中から、宮沢賢治の作品をとりあげる。
 人間と自然・自己と他者・優しさ・ヒューマニティの問題について考え、ことばとイマジネーションの豊かさを味わいたい。
 賢治のメッセージの今日的な意味を捉えたい。


◆授 業 計 画
1,概説
  宮沢賢治・作品の概要と時代背景
2,宮沢賢治の生涯;ビデオ「わが心の銀河鉄道―宮沢賢治物語―」
3,<演習>
  ①どんぐりと山猫
  ②よだかの星
  ③なめとこ山の熊
  ④セロ弾きのゴーシュ
  ⑤雪渡り
  ⑥オツベルと象
  ⑦ざしき童子のはなし
  ⑧グスコーブドリの伝記(1)
  ⑨          (2)
  ⑩銀河鉄道の夜(1)
  ⑪      (2)
4,まとめ
  宮沢賢治の作品の今日的な意義について考える。


◆成 績 評 価
 出席・発表・授業のまとめレポート?による。

◆テ キ ス ト
 宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』(角川文庫)
     『銀河鉄道の夜』(角川文庫)


◆参 考 書
 授業時に指示。別役実『イーハトーボゆき軽便鉄道』(白水社)など。

◆担当教員から一言
 絵本化された作品、短い作品が多いので、どんどん自分で読んで、演習に積極的に参加すること。